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生き恥ニーチェ

元気な根暗

『マリアンヌ』感想

映画 感想

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フォレスト・ガンプ 一期一会」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の名匠ロバート・ゼメキス監督のもと、ブラッド・ピットマリオン・コティヤールが豪華共演を果たし、過酷な時代に翻弄されながら究極の愛を試される男女の運命を描いたラブストーリー。1942年、カサブランカ。秘密諜報員のマックスとフランス軍レジスタンスのマリアンヌは、ある重大なミッションを通して運命の出会いを果たす。それは、夫婦を装って敵の裏をかき、ドイツ大使を狙うというものだった。その後、ロンドンで再会した2人は恋に落ちるが、マリアンヌは誰にも言えない秘密を抱えていた。「イースタン・プロミス」「オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分」のスティーブン・ナイトが脚本を手がけた。(映画.com)

 

youtu.be

 

ブラッドピット主演。ブラ泣きでトレンドに。

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とにかく画がかっこいい。

ブラピとマリオンコティヤールというキャストなだけで美しさがすごいのに、それにゼメキスの技術が重なるんだからそりゃ美しい。

 

時代に翻弄されながらも愛し合った二人。

だが、時代が違えば彼らはただ幸せであれたのか。

 

あれほどまでに強い愛が存在し得たのはそれが有限だったからだと思い。

そうであって欲しいとも願い。

 

逃げ恥、あすこん等と時代に即して結婚へ悲観的な描写が多い昨今で、この映画での結婚生活はあまりにも理想的で、幻想的だった。

それは抗おうとする力があったからこそ成し得たのではないか。

 

あの時代だったからこそ成立した愛だったのではないか。

 

わからないけど、洋画は特に、結婚や愛についてとても楽観的だと思う。

だからこそsex and the cityのような愛に懐疑的な作品は珍しい。

 

マリアンヌは、感情を操り、利用する女性だった。

マックスは、感情を押し殺し、恐れていた。

 

故に誰も彼女の素顔を見抜けず、彼女の苦しみを理解できなかった。

 

「愛してるわ、ケベック人。」

それは、二人にしかわからない。

「愛してる。」

最初の夜に交わした。

 

なんだこのおしゃれな最後の会話は。

私だったら、

「うわああああああ死にたくねえええ!!!バイバイ( ;∀;)私の事忘れないでね( ;∀;)」

とか言って無様に死ぬ。

 

大切な人との最後の別れで、

洋画では「愛してる」と言い、

邦画では「ありがとう」と言うと聞いたことがある。

 

なるほど、この場面で「ありがとう」はあり得ない。

「愛してる」だからこそこの映画はこの映画であった。

 

弱みを持ってしまったスパイの末路はいつもこう。 

 

銃撃戦と心理戦が多いので、観るのに精神力と体力がいる。

 

 

いい映画でした。