生き恥ニーチェ

恥を積みながら生きてます。

映画『ナラタージュ』感想

ナラタージュを見てきました。
レイトショーにて一人で。


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感傷という言葉はまさにこういう時のためにある言葉だ、と鑑賞直後に思いました。



ネタバレしながら感想書くね。
バレるネタがあるタイプの映画でも無いけど。



まず予告編が良かった。


こんなもん見てしまったら、そりゃ一人ででも観にいきたくなっちゃうよ。


「あなたは好きだった人を思い出す。」


いいねええええええええええ!!!!!
「好きな人」じゃなくて「好きだった人」っていうのも、最高。

さあ、私は誰を思い出すのかしら。










長い映画だった。
 
もしかして、終わらないんじゃないか。私、一生ここにいるのでは?
と思ったくらいの長さ。
 
時間がゆっくり流れるからかな、とか言葉と言葉の間が長いからかな、とかいろいろ考えたけど、上映時間見たら140分。そりゃ長いわ。
 
 
 
 
匂いと音は最後まで記憶に残る、なんていう救いようのない説があるけど、雨なんてものに思い出が染みついてしまったら地獄だなと思った。
最初のモノローグの時点で迸る寂寥感。
 
 
 
 
松本潤がデリカシーの無い天然タラシ教師で、純粋な有村架純を上げては落とす。天国と地獄。
 
 
 
 
坂口健太郎は、不毛な恋に苦しむ有村架純を優しく包み込み心の支えとなるも報われない不憫な役回りかと思いきや、ちゃんと一回付き合うし、ちゃんと自分勝手に行動して、ちゃんと自分本位の発言をし、しっかりちゃっかり有村架純を傷つける。
 
 
相手を愛したから、尽くしたから、自分も愛されるだろうという思い込みからくる愛の押し付けは、苦しい。優しい人にとっては特に。
 
必死に気持ちに応えようとしている姿を見ようともしない。エゴです。愛のエゴです。スキハラ。そう、好きハラスメントです。
 
 
 
いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまうの坂口健太郎はそうじゃなかった。晴太くんは違ったよ。
 
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「こんなに愛したのに」なんて言わないし「じゃあなんで俺と付き合ったの?」とも言わない。
 
 
 
 
 
「好きじゃなくてもいいよ。好きじゃなくてもいいからさ、僕と一緒にいて。その代わり、僕が小夏ちゃんの恋を叶えてあげる。」
 
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うう、、、改めて聞くとめちゃくちゃ健気だこの坂口健太郎、、、、。優しい目をしているよ、、、、。戻ってきて、、、晴太くん、、、、!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
最後は、煮え切らない態度で散々有村架純を翻弄した松本潤より。トドメの一撃。
 
 
「恋じゃなかった。けどそれ以上のものだった。」
 
 
なんじゃそりゃ。どういう感情だ。
 
恋じゃないならあんなこと(キス)やこんなこと(セックス)して許されると思うなよ!!
 
セクハラ教師!!!!!
架純ちゃんがかわいそう!!!!!!!
 
 
 
 
でも架純ちゃんは、そういう弱さや不器用さまでもが好きだったんだよね。わかるよ。うんうんすごいわかる。
 
 
 
 
有村架純も、松潤に対しての想いを
 
「愛じゃなかったのかもしれない。」
 
って振り返るの辛すぎる。
 
 
 
一緒にいる時間が幸せで、
会っていない間も想ってて、
その人の為ならなんでもできる、
って思ってるくらい大切な人でも、その気持ちが愛じゃないってことがあるの?
 
 
死ぬほど大切に思っている人への感情は「愛」以外に無いのね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「あなたは好きだった人を思い出す。」
 
 
と言われましたが。
 
 
あんな無神経な人とも、メンヘラサイコの人とも恋をした事が無いし、あんな自己犠牲的な恋もした事が無いので、思い出す人はいませんでした。
 
映画としてはとても好きでしたが、現実にこんな3人がいたら間違いなく全員目潰ししてました。
 
 
もっと頭で考えて恋をして欲しいです。
 
 
 
 
 
 
 
 
なんにせよ、この映画に救いがあってよかった。
 
瀬戸康史、バンザイ(^-^)
 
 
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